こんばんは。
残暑というか、酷暑というか、、、毎日暑いですね。
皆さん、変わらずお元気ですか?
さて、今日から、日弁連主催『国際分野のスペシャリストを目指す法律家のためのセミナー』が、3日間の予定でスタートしました。
霞ヶ関にある弁護士会館(かな?)まで通っています。
今日は、初日ながら、盛り沢山! 朝から晩までみっちり勉強会をしてまいりました。
3日目の最後まで生き残った人(?)(笑)には修了証が渡されるそうです。
今回のセミナーは、日弁連、法務省、外務省が連携して、開催。
国際機関に法曹を送り出す趣旨としては、以下。
世界は、グローバリゼーションの潮流ですが、日本の海外における人的貢献度は低迷、日本の米国などへの留学生も激減、と日本は内向き。
そこで、司法制度改革の一環として、閣議決定されたものの1つが、国際分野で活躍できる法曹を増やすというもの。
具体的には、グローバリゼーションで、(広義の)国際法が国内法として機能する状況も増加する今日、
国際社会において、法の支配を確立することが、巡り巡って日本の安全保障や現地貢献している日本人の安全や活動の後押しになるといいます。
そして、二国間・多国間の法的枠組作り、慣習国際法の形成、法整備支援、などの活動を通して、世界の各地域毎のルール形成に、日本も積極的に関わっていくべき♪というもので、つまり、ルール作りに、国際協調の視点を持ちつつ、国の意思を盛り込むことが、日本の国益に深く関わってくるのですが、そこが現在上手くいっていない。
それには、法の専門家が足りない状況も原因の1つになっているようです。
どうやら、国も、日本に有利な意向を盛り込んだルールをつくることの重要性=日本の国益保持に危機感を抱いているようですね。
今回のセミナーでは、思いっきり勉強しよう!と決めていたので、一番前の席で勉強し、そして、ちゃっかり質問までしてきました♪
「…日本の国益のために、国際法と英語の知識をもって、それを活用できる法曹が必要、とのお話でしたが、国際機関における経験が必要という趣旨のセミナーで恐縮ですが、なかなか国際機関の就職まで辿りつかないのが現状だと思います。そこで、海外ではなく、日本においても国際経験に準じた経験を積むことはできますか?」
質問に応えてくれたのは、外務省の国際法務課長の方で、NGOが手っ取り早いかなぁ?とのこと。
NGOで出会う人脈を生かし、国際機関のポジションに推薦してもらうのが早道では?とのことでした。
そして、「・・・とは言っても、なかなか個人で国際機関に入るのは難しいし、政府の後押しが必要だと思うから、何かあれば、(怖がらず?)外務省まで連絡してもいいから♪」と言ってくださりました。
ありがとうございました☆
私は、国内・海外を問わず、子供と女性の人権問題、国内では外国人の人権問題も含めて取り組みたいので、
まずは、法曹になって、少年事件なども経験して、それと並行してNGOの活動などに参加しながら人脈を作り、1~2年間など、期間限定なら海外で働いてみたいな♪(大体、国際機関の就職は期間限定だからアプライしやすいかもね。)
海外永住は、ちょっと大変かな?わたし、日本大好きだし(笑)
明日も、朝から晩まで。
3日間は、けっこうしんどそうですが、頑張りまぁす☆