新潟『食の陣』2008~新潟県の食料自給率94%

こんにちは。
今日の新潟市は、昼間晴れ間も見えましたが、今は雨が降ったり止んだりしています。
 
今日は、主人と『新潟食の陣2008』に行ってきました♪
市内数ヶ所に当日座と呼ばれる飲食ブース・物販ブースが設けられます。
 
私達が出掛けたのは、最大規模を誇る古町会場。
5番町~8番町まで続く巨大なアーケードが、すべて『食』で溢れます。
出店数、約60。
更に、特設スタジオでは、音楽ライブや野菜ソムリエを招いてのトーク、お笑いライブ、津軽三味線、万代太鼓、
マジックショー、大道芸、温泉観光キャンペーン、佐渡観光キャンペーンなども行われます。
 
最初、新潟の政令市誕生記念「雪の萬代鍋」をいただき、各日100個限定の「『新』新潟バーガー」を堪能。
その後、あんこう鍋や村上牛、日本酒カクテル、鴨鍋、ボルシチなどを2人で少しずついただき、すっかり満腹に。
どれも本格的で美味しかったですよ~♪
地元食材を使ったイベントで、これだけの人が集まるのも凄いと思いますし、味もよいしね。
 
新潟県の都道府県別の食料自給率は、驚きの94%!!
北海道201%、秋田164%、山形127%、青森115%、岩手103%、佐賀95%、につぐ第7位です(農林水産省調)。
ちなみに東京都は1%、大阪2%、神奈川3%だそうです(この3件のみ1桁)。
 
新潟市は指令指定都市ですから、それなりに産・学・農のバランスのとれた都市ですし、人口も少なくありません。
地元の特産品を保護し、「地産池消」の目標は達成間近。
今まで進められてきた「地元特産品のブランド化」では、最近、新潟県産品の知名度アップが進み、
長期的な政策が実を結び始めています。
(ル・レクチェ、越後姫、村上牛、蒲原牛、越後のもち豚、〆張鶴などの日本酒、カーブドッヂのワイン、など)
 
国レベルでは、なかなか始められないことも、「地区レベル→市レベル→県レベル」と広がる可能性を
新潟県が実証しているような気がします。
「食の安全」は、地元の食材を使った「食育」から。
 
そういった「食の根幹」を鑑みれば、日本工場を持たない「JTフーズの失敗」は起こるべくして起こったと言えるのでは?
JTフーズのような「エセ地場産業」は、世論が後押しする形で、これから衰退していくでしょう。
後は、政府(農林水産省)が、日本の農家をどれだけ支援できるか?に限ります。
 
さて、今回はこの辺で…
Published in: on 2008/02/10 at 8:54 午前  コメントする